稀覯本 重要史料 高木惣吉 日記と情報 伊藤隆編2000年 みすず書房 近現代史 ファッション

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定価: ¥ 48000+税金 写真のように上巻の表紙のあたりにシミがありますが、本文にはシミはありません。シミのある箇所は全部写真にとりました。また、下巻に2か所写真にあるように赤鉛筆の線引きがありました。もしかしたら他にも1,2か所ある可能性も否定できません。それ以外は本の状態は非常に綺麗です。この本は大変貴重で、研究者が誰も手放さないため、絶版である現在手に入れるのが非常に難しいです。 ■高木惣吉とはいかなる人物であったか? 高木は、海軍大学校を卒業後、海軍省調査課長として、民間の知識人をも集めて、ブレイントラストを設け、政財界ともパイプをもち、情報収集と思想・政治・外交の分析に従事。軍人としては、かなりユニークな軍人政治家ともいうべき情報将校であった。太平洋戦争の戦局悪化で、井上成美の密命を受け、終戦工作に従事し、海相米内を補佐した。敗戦後、東久邇内閣で終戦処理に当たった。 ■この史料の特色 日中戦争が泥沼化する昭和12年に始まり、太平洋戦争終戦の昭和20年までの日記が収録されている。手帳・メモの記事、その間に高木の収集しえた情報類をも収録し、それがなによりもこの史料をユニークなものとしている。これらの情報類には、「秘録抜粋」「岡田大将との会見秘録」「諸意見具申並戦争指導」「政界諸情報」「日独伊提携強化問題に対する意見」「戦争指導刷新録」等々が含まれ、政局の展開に当たって枢要な地位にあった海軍軍人たち(岡田啓介、米内ら)、そして宮中グループ(近衛、木戸、高松宮ら)の発言と行動が克明に綴られている。終戦工作については、近衛文麿をソ連に派遣し、天皇とスターリンの会見をも視野に入れての和平の可能性を追求した過程が、ソ連側に提示しようとした講和条件を含め、史料で完璧に辿ることができる。 ■この史料の価値 日本の戦争指導は陸軍によって遂行されたとする、常識化された歴史解釈は、果たして全面的に正しいのか。ここに収録された史料群から、海軍という軍事機構が、重要な局面にいかに対処しようとし、いかなる政治的・歴史的役割を演じたかかが明らかになる。特に、防共協定問題(三国同盟)、近衛新体制問題、日米開戦問題、終戦をめぐる問題、そして戦後構想の問題について、きわめて豊富な情報を与えてくれる。長らくその公刊が待たれた「高木文書」は、現代史の見直しを迫る貴重な内容をはらんでいる。

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