細密な霰紋様が美しい大型の南部鉄瓶です。未使用のまま70年近く保管されていた希少な品です。どっしりした瓶本体と大きく流麗な弦、鶴首の口作りで存在感のある鉄瓶です。つまみは松型です。瓶の中は状態が良いと思います。（写真7）弦の取り付け部分や口などにサビがあります。（写真5.6）かつて「盛栄堂」と「丸定」が協同で作成販売した品のようです。「盛」の部分の文字はかつての盛栄堂が使っていた字体のようです。フタの表に「昭和二九年十一月二八日　石峠開田記念」の銘があります。フタの裏に「丸定」、瓶の底に「岩手南部協同組合」の当時のシールがあります。昭和の半ばに作られた鉄瓶ですが全体に状態が良く当時の技術・品質の高さが伺われます。実用のほか、伝統工芸品として飾っても映える品と思います。【サイズ】口を加えた最大横幅:21.5㎝口を除きの最大横幅:18.5㎝瓶の最大外径:約18.5㎝瓶の口の外径:約7.8㎝つるの頂上までの高さ:約26㎝釜本体の高さ:約13.5㎝容量：八分目まで入れて2ℓ重さ：2.2㎏商品の情報カテゴリー : おもちゃ・ホビー・グッズ > 美術品 > 金属工芸商品の状態 : やや傷や汚れあり発送元の地域 : 岩手県