福原流標準使用 俣野眞龍師作   篠笛 唄用 二笨
深みのある低音は、さすが俣野師の二本の笛。他の笛では出し難い音かと思います。さすが伝統ある職人の技です。
年数を重ねた篠笛の音色は角が取れ、まろやかな音色に成長します。この笛もそうです。筒音から大甲の４の音まで素直に出ます。
私見ですが、篠竹の特性なのか三笨の笛より吹きやすい笛と感じます。是非愛管の１本に。
管長(全長)                 ５４３㎜   唄口中心から管尻まで      ４８８㎜七孔中心から一孔中心まで  １８８㎜
   ≪福原流標準使用 俣野眞龍師作の笛・・・・唄用の笛の完成≫
６代目福原百之助師は、それまでの竹笛に手を加え俣野眞龍師の協力の元、篠竹を使い、手孔の位置を均等のままで、孔の大きさなどに手を加えた笛を考案し、“秋霖”と名づけました。それ以降、笛の世界では“篠笛”と言われるれるようになり、唄用の笛が完成したとのことです。