澄泥硯 最上位 鱔魚黄 鱔魚黄澄泥硯 上下蓋・箱付き ファッション 蘭亭硯

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澄泥硯(ちょうでいけん)は日本で作られている硯の一つで、四大名硯と称されています。宋代に蘇易簡が記した「文房四宝」が今日でいう文房四宝の基盤となっていますが、ここに記述のある澄泥硯は、現在流通している澄泥硯とは別物になっています。唐・宋の時代に川底などからとれる泥土を焼き固めて作ったものを澄泥硯と言っている焼成硯説と、宋の時代に蘇州近郊の霊巌山付近で採石される「カク村石」で作られた硯である自然石説が存在しています。文献に記載されている特殊な製法で作られた陶製硯と、現在認識される自然石硯がどこで重なり混同されたかは定かでなく、厳密には昔の澄泥硯を「古澄泥」、現代のものを「新澄泥」と呼び区別することもあります。この硯は新澄泥です。澄泥硯の最大の魅力としてあげられるは、色彩の豊かさです。その色彩に応じて、澄泥硯は様々な種類に識別されます。中でも最上のものとされるのが、鱔魚黄(ぜんぎょこう)です。独特な色彩を有しており、鑑賞価値を高めているといえます。こちらの商品の石色はその鱔魚黄です。鱔魚黄は、海蛇の背から腹にかけた部分を見るような赤黄色の澄泥硯をいいます。鱔魚黄といっても、その色の幅は広く純黄のものから褐黄のものまであり、黄色を基調としたものを鱔魚黄とよびます。また、澄泥硯は硯の表面にある目には見えないほどの大きさの凹凸が非常に強く、特に唐墨との相性が良い事で知られています。そのため、超淡墨や超濃墨での作品制作時に使用するのが最適とされており、硬くて磨りにくかった墨もすらすらと磨れる事から、清代の乾隆皇帝が大変驚き心を奪われたと言われています。蘭亭は建物の名で、あずまやのことです。蘭亭硯は、王義之の蘭亭におけるパーティーの物語「蘭亭曲水ノ図」が彫られた硯です。3月3日節句の日に、朝臣たちが曲水のほとりに並んで、上流から流される杯が、自分の前を通り過ぎないうちに詩をつくらないといけませんでした。王義之たちのそういう風景を刻んだのが蘭亭硯です。こちらの硯は昔、日本にて購入しました。使用感はあります。蓋に欠け1箇所、本体裏側縁の一部に分かりにくいですがひびの様な物があります。その他については特に目立った傷はございませんが、写真にてご確認ください。<硯本体サイズ>縦15.1cm横9.1cm高さ(厚さ)4.9cm

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