お気に入り登録した商品は、こちらのプルダウンから確認することができます
同一ショップで4137円以上購入時、送料無料
※同時に(一度に)購入した場合のみ適用となります
【 明日13:00 】 までのご注文で翌日お届けに対応。 定休日のご注文は翌営業日の発送となります。(定休日:日曜日, 土曜日, 祝日)
【重要】 交通事情や悪天候などの不可抗力が生じた場合は、商品到着の日時が変更となる場合が御座います。 また年末年始やクリスマスなどの繁忙期は輸送量の増加により【翌日お届け】対応が困難となる場合が御座います。 ※ご希望のご選択がない場合は、値札は外さず発送となります。
レビューはありません。
残り 4 点 33,500円
(388 ポイント還元!)
翌日お届け可(営業日のみ) ※一部地域を除く
お届け日: 12月25日〜指定可 お届け日: (明日13:00のご注文まで)
ページ上部の「お気に入り商品一覧」からご確認頂けます。
30個以上かつ10万円以上のご購入はこちらからお問い合わせください
100,000円
32,000円
99,999円
24,000円
40,000円
20,100円
■真作保証■木彫 藤岡孝一■CALL ME■2007年 阪急梅田本店ギャラリー個展【相刻展】広告ポスター作品■現代美術 現代彫刻 木彫り 彫刻■
230,000円
元阪神タイガース掛布雅之選手現役時代の直筆サイン入りバット。
20,000円
Restec Security System RSS5000X リステックサーバー
90,000円
伊藤塾 基礎マスター 民法 1分冊
59,500円
【販売中】サルエル パンツ デニム ペイント 変形 スキニー XL検 GACKT
24,999円
原神タイトーくじ A賞 ビッグアクリルボード 2点セット
11,111円
☆キャロウェイ/ROGUE ST MAX/1W/10.5度/三菱ケミカル テンセイ55/Flex-SR/ヘッドカバー有☆
28,500円
■極上美品■ コンタックス T3 CONTAX T3 高級コンコンパクトカメラ
185,000円
一無斎 加藤唐九郎 唐津 茶碗 茶道具 銘 紫垣 布 大海浩明 鑑定箱
129,000円
THE GOOD-BYE ベストアルバム READY STEADY 全シングル 本秀康 野村義男 曽我泰久 マージービートで抱きしめたい グッバイ 即決
35,000円
33,500円
カートに入れる
★ 三鈷杵の力
人々の願いを叶えるため、燃えさかる炎の前で修される護摩祈祷。その実像は秘密のベールに包まれていますが、実は真言密教の多くの流儀で、護摩祈祷のとき手にするのは密教法具の三鈷杵(さんこしょ)です。真言僧は、三鈷杵を手に護摩祈祷を修し、次々と願望を実現させているのです。
経典・蘇悉地経は密教法具の力として「是善成就者」「能成諸事」「悉能成就諸余事等」などと明記しています。
これを現代的な表現に直すと次のようになります。
☆ 仕事がうまく行く、成功する
☆ あらゆる願いを叶える
☆ 悪事災難から守り、困難を切り抜けさせる
弘法大師空海は806年(大同元年)10月22日付で朝廷に提出した「御請来目録」の中で、「限りない幸福と利益をもたらし、魔軍を催滅する」とそのパワーを絶賛しています。
さらに重要文化財・飛行三鈷杵写しであるこの三鈷杵には、空海を導いた下記の伝説が示すとおり、人生を良い方向に導く不思議な力があるとされます。人生はさまざまな選択と出会いで形作られますが、そこに神秘的要素があることは誰しも感じるところです。入試、ビジネス、縁談、就職などで正しい方向に導かれたいとき、「導きの三鈷杵」は心強い御守りとなることでしょう。
★ 密教の頂点に立つ者が持つ
本作品のモデルである「飛行三鈷杵」(重要文化財)は、弘法大師空海が唐で授かり、日本に請来したものです。
伝説によれば806年(大同元年)、空海が「密教を広めるのにふさわしい地に導かれますように」との願いを込めて飛行三鈷杵を投げると、東の空に飛んでいったといいます。そして816年(弘仁7年)、高野山の「三鈷の松」にかかっているのを発見し、この地に真言密教の道場を開いたといわれます。
実はこの三鈷杵こそ、密教の頂点に立つ者が代々受け継いできた特別の法具だったのです。その歴史は空海の時代からさらに数世紀さかのぼります。『龍馬がゆく』などの名作で知られる日本を代表する歴史作家・司馬遼太郎の文を引用します。
「あらたに密教正嫡の阿闍梨の位についた空海が、正嫡の阿闍梨として持たねばならぬ付属品がある。日本の天皇家の例でいえば皇位継承のしるしである三種の神器のようなものであるといっていい。八種あった。この八種はインド僧金剛智が南インドから唐に渡ってくるとき請来したもので、それが相続の印可として金剛智から不空に伝えられ、不空から恵果に伝えられ、恵果から空海に伝えられた。恵果から空海に伝えられる場合、海を渡ってしまうため、唐にはもはや密教正嫡を証明するこの八種のしるしは存在しなくなる。このことを思うと、恵果が空海に相続させたという事柄そのものが尋常でないことがあらためて知らしめられる」
司馬遼太郎(1978)『空海の風景(下巻)』
空海は飛行三鈷杵を真然(804~891)に授け、その後中院別当、定観、雅真、仁海と伝わり御影堂に奉安されていました。1088年(寛治2年)白河上皇が持ち帰られ1世紀以上ご皇室が保有されていましたが、1253年(建長5年)高野山に戻っています。現在は高野山の至宝として厳重に保管されています。滅多に公開されることはありません。
弊社では原型師として名高い埒孝美師に依頼し、この伝説の三鈷杵を二寸半で格調高く再現いたしました。材質は「富貴を求めば、純ら銀で作れ」という蘇婆呼童子経の教えに従い純銀(SV925)を使用し、24金鍍金で仕上げました。805年(延暦24年)に空海が授かったときそのままのような美しい姿。「導きの三鈷杵」はたいせつな宝物になることでしょう。
★ ノーベル賞作家・川端康成が愛用
川端康成も三鈷杵を所有し、文鎮として愛用していました。『川端康成全集』第三巻(昭和44年刊行)の口絵には愛用の三鈷杵の写真が使われており、川端自身が解説で、
「金剛杵はもとはインドの武器であるが、密教の法具となつた時は、象徴的な形を取つて、煩悩の賊を討ちほろぼす具とした。(略) 杵や鈴を身邊におき、机上に使つても、それらの法具の心はなんとなく通つて来る」
と書いています。あの美しい川端文学を導いたのは三鈷杵だったのかも知れません。
古美術に造詣の深かった川端は随想集「月下の門」の中で次のようにも述べています。
「古美術、あるひは骨董といふものは、最もいい時代の、最もいい作家の、最もいい作品を、これが私に與へられた教訓である。三流品や四流品でも『楽しめる』とよく言ふが、楽しめるでは趣味や道楽で、楽しめるにとどまるだらう。いいものに出会ふと自分の命を拾つた思ひがある」
「導きの三鈷杵」は生まれたての新品ですが、現代最高峰の原型師が心血注いで作り上げた逸品です。川端康成にプレゼントしたら、きっとにっこり微笑んで喜んでいただけたと思います。